映画って本当に良いものですねぇ~♪ 映画71本目『フラガール』

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映画71本目『フラガール』

こんにちは^^本日紹介する作品は、当ブログではヒューマンとしていますが
ドキュメンタリー色の強い映画になるかと思います。常磐ハワイアンセンター
(現スパリゾートハワイアンズ)開業時の地元の人々を描いた
『フラガール』をご紹介します。

フラガール

~あらすじ~
舞台は昭和40年(1965年)の福島県いわき市の常磐炭鉱です。石油の台頭と石炭の需要減少に伴い大幅な規模縮小に追い込まれ、それまで活気にあふれていた街はみるみる寂れていきました。炭鉱で働く男たちは職場を失う現実に直面しますが過去の生活に捉われ、新しい生活形態へシフトしていくことが出来ずにいました。そんな中、街おこし事業として立ち上げられたのが常磐ハワイアンセンター構想でした。

主人公の谷川紀美子(蒼井優)は親友の木村早苗(徳永えり)に誘われこの
ハワイアンセンター最大の見世物となるフラダンスを踊るダンサー養成所に足を
運ぶことに。そこに現れたのは東京から来たという謎の女、平山まどか(松雪泰子)
でした。
彼女は常磐の地に、まして踊りなど全く知らない炭鉱の娘が人前でフラダンスを
踊ること等所詮無理だと考えていました。しかし、紀美子らとの交流を通じて次第に
考えを変えていきます。こうしてダンサーを志望する炭鉱娘達は徐々に増え、
熊野小百合(南海キャンディーズしずちゃん)や他のメンバーも加わります。
厳しい練習に耐えた彼女達は、いよいよハワイアンセンターの開業を知らせる
キャラバン舞台として全国を行脚します。最初は個々が責任をなすりつけ合うような
フラガールたちでしたが、次第に団結心が生まれそんな様子を平山は厳しくも優しく
見守るのでした。

一方、ハワイアンセンターの建設を急ぐ常磐炭鉱では、地下の温泉パイプが故障し、
その上に植えているヤシの木が福島の寒さにやられてしまいそうになるトラブルが発生。
それまで「男の前でにやにや笑いながら腰振ったり、足おっぴろげたりして楽に金儲け
するもんでねぇ!」とハワイアンセンターの建設に否定的だった街の人達も
「踊りの練習を一生懸命にやっている娘っ子らの努力を無駄にしちゃいけねぇ」
という言葉に揺り動かされます。住民たちは自らが暖を取るためのストーブを
ヤシの木の周りに配置して夜の冷えからヤシの木を守りきったのでした。

そしていよいよハワイアンセンター開業の日。フラガールたちの踊りが始まります。
炭鉱の夢を背負った彼女達は無事に初日を終えることが出来るのか?
町の人達の反応は??続きはDVDでご覧下さい。


~感想~
予想以上の良作です。
金は男が稼ぐもの、女は男を支えていれば良いという古い考え方に縛られていた街が
「人さまの前で笑いながら踊りを見せて、それで人さまを笑顔にするような、そんな仕事が有っても良いんでねぇかと思うんだ。」(紀美子の母谷川千代(富司純子)のセリフ)
を契機に動き始めるシーンは秀逸です。女性の地位向上の布石となるような出来事を
丁寧に描いています。
また、一次産業(鉱業)に従事していた街がサービス業という三次産業へと、
産業構造の変化を見せる過程の中で生じるひずみも描かれています。
早苗がこっそりフラガールとして活動していることが早苗の父(高橋克実)にばれ、
早苗は父から激しい折檻を受けます。結局早苗の一家は他の土地へ(おそらく他の
炭鉱町へだと思われる)引っ越すことになります。産業構造の変化を受け入れられない
父に翻弄される一家(特に早苗)の様子はあまりに残酷で切なく、目を背けたくなるもの
では有りますが鑑賞後に冷静に考えると当然そういう苦悩や葛藤を抱えていただろう
ことが容易に想像でき、また、カットしようと思えばカットできたそういうシーンを入れる
ことを決断した制作者側の勇気と言うか、気概を感じるシーンです。

平山を追い回す借金取り(寺島進)紀美子の兄役の豊川悦司の存在価値が微妙?
な気もしましたが、彼らの存在のせいで映画がちぐはぐするという訳ではないのでOK
だと思います。(全部が全部映画の進行上必要な人ばかりでは、物語が無機質に
なってしまうし、実際にあった事を映画化しているわけで、そうした点は仕方がないと
思います。)

あと、これは個人的に追記しておきたいのですが、今作でハワイアンセンターの仕掛け人
を演じた岸部一徳さんが素晴らしいですね~ 相棒や十三人の刺客等、
このブログでも日本映画を紹介するたびに必ずどこかに出ているといっても過言でない
位の方です。主演級の実力を持ちながら名脇役として主役を引き立てる演技が出来る
数少ない方だと感じます。演技のレパートリーも幅広く、徳の高い人格者から気弱で
善良な小市民まで、また冷酷残忍な大悪人から卑劣で間抜けな小悪党までそつなく
こなす事が出来ます。岸部さんが大活躍すると言うことは、こういう俳優さんがもう
日本では少なくなってきているということでしょうかね・・・だとすると寂しい限りです。


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