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映画78本目『恋愛小説家』

本日は久々のヒューマンです。
この作品は、私がこのブログを始める以前に一度観てすごくいい作品だな~と
思っていたものですが先日BS?で放送が有ったのでしっかり録画しておいたものです。
本日ご紹介するのは『恋愛小説家』です。

恋愛小説家

~ストーリー~

主人公メルヴィン(ジャック・ニコルソン)は売れっ子恋愛小説家。
町の女性達はこんなに女性心を描ける男性ってどんな人なのだろうと胸をときめかせながら彼の作品を読んでいます。
そんなメルヴィンですが、実生活の方はなんとも偏屈な生活をしています。
極度の潔癖症(正確には強迫神経症ですが)で人と肩がぶつかるのを極度に避け、道路の溝は汚れが詰まっているかも知れないから避け、手を洗う時にも一回の手洗いで新しい石鹸を1つ出しては捨ててと言うのを三回位繰り返します。
勿論近隣住民との交流も皆無に等しく、特に隣人のサイモン(グレッグ・キニア)とは、特に彼の飼っている犬が嫌という理由で緊張関係にありました。(メルヴィンはサイモンのいない隙に彼の飼っている犬をゴミ箱に捨ててしまう始末)

そんなある日、サイモン家が強盗に襲われます。物音を聞いて匿名で通報したのが隣人のメルヴィンでした。
そして、ひょんなことから彼はサイモンの犬をサイモンが入院中に預かることになってしまいます。始めはいらいらするメルヴィンでしたが次第に犬との距離も縮まっていきます。
翌朝メルヴィンはいつも食事をするレストランへ行きます。そこにはいつも彼の応対をするキャロル(ヘレン・ハント)がいました。ここでも彼は毎日同じ席に座りたがり、自前のプラスチックフォークを使って食事をする等やりたい放題・・・
そんな彼の様子に他の店員は辟易しているのですが、キャロルだけはそんな中でも丁寧な応対をしてくれるのでした。

食事の帰り道、メルヴィンは犬が道の溝を飛び越えて歩いているのに気が付きます。
「お前も溝が嫌いか!!」一気に打ち解けるメルヴィン(笑)こうして二人?の距離は一層縮まるのでした。

そして、サイモンが退院してきます。しかし彼は多額の治療費を抱え破産寸前に。借金を友人に頼むのですが誰も彼に金を貸してくれる人はいませんでした・・・。最後の頼みはサイモンの両親。メルヴィンはサイモンが両親に会いに行く際の運転手を頼まれます(サイモンは大けがをしているのでまだ車を運転できる状態では有りませんでした。)嫌々ながら引き受けるメルヴィンでしたが彼は他にもう一人の女性をこの旅に誘います。それがキャロルでした。

キャロルにはスペンサーという一人息子がいます。彼はひどい喘息とアレルギーですが、キャロルが満足な治療費を払えないために十分な治療が受けられないでいました。彼が急に発作を起こすためにキャロルは職場を休むことも・・・。メルヴィンにとっては彼女が給仕してくれないと食事が出来ないと言うことで、編集者に頼み込んで優秀な医者をキャロルの家に派遣します。突然のことに驚くキャロル。メルヴィンには食事がしたいという想いとは別の気持ちが芽生えていました・・・。

旅の途中、メルヴィンとキャロルは2人で夜の町へ繰り出します。2人の気持ちは盛り上がります。メルヴィンも何とかムードを作りますが、肝心な所でいつもの余計なひと言が出てしまいキャロルはすっかり機嫌を損ねて先に帰ってしまいます。恋愛小説家らしからぬメルヴィンの不器用さが何とももどかしいシーンです。

こうしてメルヴィンとキャロルは気まずいまま、旅は終わります。サイモンは結局両親に借金せずメルヴィンの好意でメルヴィンの家に居候することになりました。そんなメルヴィン家に一本の電話が・・・キャロルからでした。サイモンの応援を受けて慌てて電話を取るメルヴィン。 2人の関係はどうなる?三人に幸せは訪れるのか??DVDで是非ご覧ください

~感想~
非常に良いです!それぞれに人生を楽しめていない三者が不器用ながらも交流を始め、その中で恋が生まれて物語が動き出す・・・。観ていて飽きがきません。
あと、この作品を観ていて思いだしたのが、フジ系列で放映された阿部寛主演のドラマ『結婚できない男』に雰囲気が似ているな~と言うことです。犬嫌いで皮肉屋の主人公がどちらも共通しています。もしかしたら脚本の尾崎さんはこの作品から着想を得たのかもしれませんね。

一つ物足りないとすれば夜のレストランでメルヴィンがキャロルに対して言うセリフの日本語訳でしょうか。
You make me want to be a good man.(聞き取れてなかったらすいません(;´▽`lllA``)
この和訳が「良い人になりたくて」となっていたのがね~^^;
これだと「君のお陰で」っていうニュアンスがうまく伝わらない気がしました。
だからと言ってどう訳せばいいかなんてことを言える立場ではないですけどね(笑)


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映画74本目『グーグーだって猫である』

2月に入り、本格的に寒くなってきましたね^^;
こんな季節はほっこり温まる映画が見たい!と言うことで、
一匹の猫を軸にした動物ほんわかもの
『グーグーだって猫である』をご紹介します。

グーグーだって猫である

~あらすじ~
主人公は吉祥寺に住む天才漫画家の小島麻子(小泉今日子)
ある日、長年連れ添った愛猫サバの死に直面し漫画を描く気力を失ってしまいます。
そんな彼女を心配するアシスタントのナオミ(上野樹里)加奈子(大島美幸)咲江(村上知子)美智子(黒沢かずこ)
落胆しながら町を歩く麻子。そんな麻子の前に一軒のペットショップが。そこで麻子は一匹の小さなアメリカンショートヘアーと出会います。彼女はその猫を連れ帰り、グーグーと名づけ、かわいがります。グーグーはアシスタント達にも可愛がられ、麻子に元気な表情が戻ります。そんなある日、グーグーに避妊手術を受けさせることに。グーグーに話しかけている麻子でしたが間違えて「サバ」と呼びかけてしまいます。慌てて「ごめんねグーグー。」といってグーグーがいた方を振り返ると、そこにはグーグーの姿は有りませんでした。逃げ出したグーグーは、必死に外でメスの白猫を追いかけていました。
麻子は、名前を呼び間違えてしまった罪悪感も背負いながら必死にグーグーを探します。そんな麻子の前にグーグーを連れて現れたのは沢村青自(加瀬亮)でした。彼の姿に思わず見とれてしまった麻子は、今まで忘れていた人に恋する気持ちを蘇らせます。二人は徐々に距離を縮めていきます。そんな中で麻子は気力を回復し、新作漫画の構想をナオミ達に活き活きと伝えます。そんな麻子の様子を見たナオミ達も安心。グーグーが来たことをきっかけにすべてが順調に回りだしていました。
しかしある時、新作の取材中に麻子が突然倒れてしまいます。急いで病院に運ばれ事なきを得ましたが、数日後、麻子はナオミの家を訪れグーグーを預かってほしいと頼みに来ます。そして麻子は自らが卵巣がんを患ってしまったという衝撃の告白をします。
麻子の運命は??アシスタント達はどうする?麻子と青自の関係は?
全てはDVD等でご覧下さい。


~感想~
ほんわかしますね~特に動物好きの方にはもってこいの一作です。
猫の愛くるしい表情を見ているだけでも心和むもんですよね。更に吉祥寺と言う舞台も
猫の活き活きとした表情を素朴に表現させる絶妙な背景装置として機能しているように
感じます。

この作品は大島弓子さんの自伝的エッセイを映画化したものと言うことですが、残念ながら私自身大島弓子さんも、彼女の漫画も今まで一度も見たことが有りません^^;それでも純粋に猫と雰囲気で十分に楽しめました。
(レビューなんかを見ると逆に大島作品を知っている人の方が、こんなの大島作品ではないって感じで楽しめてないように思います(;´▽`lllA``)

個人的に一つだけ、うーんと思う点を挙げるとすればグーグーが白猫を追いかけるシーンで妙な効果音が入る所でしょうか・・・。
ピロリンとかコロンとかいう音が入るのですが、それはわざとらしくて好きじゃないかなぁと思いました。純粋に猫の動きだけで十分なのに、そこに人間の「もっとかわいく見せてやろう」という下心が入っているような感じがします;;

しかしながら、動物嫌いでなければどんな人にも楽しんでみて頂ける一作だと思います!
日曜日の午後辺りにのーんびりしながら見たい一本でした(*^_^*)



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映画71本目『フラガール』

こんにちは^^本日紹介する作品は、当ブログではヒューマンとしていますが
ドキュメンタリー色の強い映画になるかと思います。常磐ハワイアンセンター
(現スパリゾートハワイアンズ)開業時の地元の人々を描いた
『フラガール』をご紹介します。

フラガール

~あらすじ~
舞台は昭和40年(1965年)の福島県いわき市の常磐炭鉱です。石油の台頭と石炭の需要減少に伴い大幅な規模縮小に追い込まれ、それまで活気にあふれていた街はみるみる寂れていきました。炭鉱で働く男たちは職場を失う現実に直面しますが過去の生活に捉われ、新しい生活形態へシフトしていくことが出来ずにいました。そんな中、街おこし事業として立ち上げられたのが常磐ハワイアンセンター構想でした。

主人公の谷川紀美子(蒼井優)は親友の木村早苗(徳永えり)に誘われこの
ハワイアンセンター最大の見世物となるフラダンスを踊るダンサー養成所に足を
運ぶことに。そこに現れたのは東京から来たという謎の女、平山まどか(松雪泰子)
でした。
彼女は常磐の地に、まして踊りなど全く知らない炭鉱の娘が人前でフラダンスを
踊ること等所詮無理だと考えていました。しかし、紀美子らとの交流を通じて次第に
考えを変えていきます。こうしてダンサーを志望する炭鉱娘達は徐々に増え、
熊野小百合(南海キャンディーズしずちゃん)や他のメンバーも加わります。
厳しい練習に耐えた彼女達は、いよいよハワイアンセンターの開業を知らせる
キャラバン舞台として全国を行脚します。最初は個々が責任をなすりつけ合うような
フラガールたちでしたが、次第に団結心が生まれそんな様子を平山は厳しくも優しく
見守るのでした。

一方、ハワイアンセンターの建設を急ぐ常磐炭鉱では、地下の温泉パイプが故障し、
その上に植えているヤシの木が福島の寒さにやられてしまいそうになるトラブルが発生。
それまで「男の前でにやにや笑いながら腰振ったり、足おっぴろげたりして楽に金儲け
するもんでねぇ!」とハワイアンセンターの建設に否定的だった街の人達も
「踊りの練習を一生懸命にやっている娘っ子らの努力を無駄にしちゃいけねぇ」
という言葉に揺り動かされます。住民たちは自らが暖を取るためのストーブを
ヤシの木の周りに配置して夜の冷えからヤシの木を守りきったのでした。

そしていよいよハワイアンセンター開業の日。フラガールたちの踊りが始まります。
炭鉱の夢を背負った彼女達は無事に初日を終えることが出来るのか?
町の人達の反応は??続きはDVDでご覧下さい。


~感想~
予想以上の良作です。
金は男が稼ぐもの、女は男を支えていれば良いという古い考え方に縛られていた街が
「人さまの前で笑いながら踊りを見せて、それで人さまを笑顔にするような、そんな仕事が有っても良いんでねぇかと思うんだ。」(紀美子の母谷川千代(富司純子)のセリフ)
を契機に動き始めるシーンは秀逸です。女性の地位向上の布石となるような出来事を
丁寧に描いています。
また、一次産業(鉱業)に従事していた街がサービス業という三次産業へと、
産業構造の変化を見せる過程の中で生じるひずみも描かれています。
早苗がこっそりフラガールとして活動していることが早苗の父(高橋克実)にばれ、
早苗は父から激しい折檻を受けます。結局早苗の一家は他の土地へ(おそらく他の
炭鉱町へだと思われる)引っ越すことになります。産業構造の変化を受け入れられない
父に翻弄される一家(特に早苗)の様子はあまりに残酷で切なく、目を背けたくなるもの
では有りますが鑑賞後に冷静に考えると当然そういう苦悩や葛藤を抱えていただろう
ことが容易に想像でき、また、カットしようと思えばカットできたそういうシーンを入れる
ことを決断した制作者側の勇気と言うか、気概を感じるシーンです。

平山を追い回す借金取り(寺島進)紀美子の兄役の豊川悦司の存在価値が微妙?
な気もしましたが、彼らの存在のせいで映画がちぐはぐするという訳ではないのでOK
だと思います。(全部が全部映画の進行上必要な人ばかりでは、物語が無機質に
なってしまうし、実際にあった事を映画化しているわけで、そうした点は仕方がないと
思います。)

あと、これは個人的に追記しておきたいのですが、今作でハワイアンセンターの仕掛け人
を演じた岸部一徳さんが素晴らしいですね~ 相棒や十三人の刺客等、
このブログでも日本映画を紹介するたびに必ずどこかに出ているといっても過言でない
位の方です。主演級の実力を持ちながら名脇役として主役を引き立てる演技が出来る
数少ない方だと感じます。演技のレパートリーも幅広く、徳の高い人格者から気弱で
善良な小市民まで、また冷酷残忍な大悪人から卑劣で間抜けな小悪党までそつなく
こなす事が出来ます。岸部さんが大活躍すると言うことは、こういう俳優さんがもう
日本では少なくなってきているということでしょうかね・・・だとすると寂しい限りです。


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映画65本目『My son ~あふれる想い~』

新年独特の「特に何をするわけでもないけどバタバタする」状態を終え、少しずつ
落ち着きを取り戻してきたしゅんですw本日ご紹介するのは2007年公開の韓国映画
『My son ~あふれる想い~』です。
こちらはウィキペディアなんかにも記載が無い??程の映画ですが
(ちなみに韓国での劇場動員数50万人^^;)・・・果たしてっ!?w

My son あふれる想い

~ストーリー~
主人公カンシク(チャ・スンウォンは15年前に強盗殺人事件を起こし無期懲役の罪を償う受刑者です。そんな彼が、一日だけ刑務所の外へ出ることを許されます。彼は捕まった時に離れ離れになってしまった息子と母親に会うためにその一日を使うことにします。
外出を前日に控えた夜、カンシクは緊張のあまり眠ることができません。付添いのパク刑務官から習った”今時風の話し方”の練習をしながら夜明けを待っています。

いよいよ、外出当日。息子と母親が暮らすアパートに向かうと、中にいたのは認知症を患った母親でした。息子の顔すら思い出すことはできないようで、かなり症状が進んでいるように感じられました。そのまま、アパートで待つことも出来たのですが、一刻も早く息子に会いたいカンシクはパク刑務官と共に息子の通う高校へ向かうことにします。
正門の前で緊張しながら待つカンシク。そんな彼の前に息子のジュンソク(リュ・ドックァンが現れます。

久々の再会で上手く会話が出来ない二人。”今時風の話し方”もうまくいかず、イマイチ打ち解けることができません・・・。15年も放っておかれているわけですから、ジュンソクの態度がつれないのは仕方のない事では有りましたが、そんなジュンソクの一つ一つの様子をみてカンシクは悲しくなるのでした。
「私はジュンソクにとってお客さんでしかないのだ。久しぶり、元気か?そういって現れ、明日又機会があれば会おうといって別れるお客さんでしかないのだ。」「目が怖いと言われた。確かにそうだ。どんなに涙を流していたとしても、この目のせいで涙がウソのように見えてしまう。」などなど、カンシクの心情がナレーションとして入ってきます。

同様にジュンソクの心情もナレーションで入ります。
ぎくしゃくした雰囲気を打開しようと、ジュンソクに対して夜中にこっそり外出しようと持ちかけたカンシク。その際「外出しないかと言ってきた。今日聞いた言葉の中で一番お気に入りの言葉だ。」とジュンソクの心情をあらわすナレーションが入ります。
この外出から、二人のわだかまりが次第に解け始めます。

そしていよいよ別れの朝。
二人はホームを並んで歩きます。カンシクは寂しさを紛らわすように昔の話を色々としているようです。
「なんでこんな話をしているのだろう。本当に伝えたいことは違うはずなのに・・・」パク刑務官の心情を表したナレーションです。
一方のジュンソクはそんなカンシクの様子を察してそっとカンシクの手を握ります。。。

ラストシーンはどうなる?衝撃の展開は!!?続きは是非DVDでご覧下さい!!



~感想~
え~、こんなに早くこの言葉を再使用しなければならなくなるとは・・・(;´▽`lllA``
・・・韓国映画さん、すいませんでした<m(__)m>
(二回目、詳しくは
『映画61本目 私の頭の中の消しゴム』をどうぞ)

前半はフランス映画のように、物語が粛々と進んでいきます。静かに流れるような展開を演出しているのが巧みに用いられるナレーションです。
ジュンソクとの再会を心待ちにしながらもどこか不安な気持ちを抱えるカンシクの様子を、
ナレーションを用いて上手く描きだすことで観客を引き込みます。また、ジュンソクと再会した後もそれぞれの思惑をナレーションで挿入することで、すれ違う二人(厳密にはパク刑務官のナレーションも有りますが)の心の様子が丁寧に描写されています。そのお陰で観客も無理することなく映画の世界に浸ることが出来ます。

作品の具体的な部分としては、まずパク刑務官がいい味出してます(*^_^*)
カンシクとジュンソクが夜中にこっそり抜け出すシーン。それまで規則通りに行動しないとまずいと言っていたパク刑務官が暗がりの中で親指を立てて、カンシクの行動を後押ししています。「パク刑務官の温かい励ましが、夜目の効く私には見えていた。」というカンシクの心情を吐露するナレーションが入ります。
そして、つかず離れず監視はしているのですが、二人の時間を大切に過ごさせてあげようとする刑務官の様子はホームでのラストシーンにも表れています。詳しくは是非本編をご覧ください。

そして衝撃のラストシーン・・・以下にネタばれを白文字で書きますので、見たい方は範囲選択して反転させて見てください

手を握られたカンシクは「・・・俺のジュンソクはどこへ行った??」と問いかけます。
握った手の感じがジュンソクとは違うことにカンシクの心が気付いたと言うのです。
私は、認知症のお母さんのことも有り、カンシク自身もおかしくなってしまったのか??と思ったのですがそうではなく・・・
・・・カンシクの手を握ったジュンソクは本物のジュンソクではなかったのです!!
ここからは回想シーンになります。
本物のジュンソクは病に倒れ、すでに亡くなっていました。その後認知症の母親はジュンソクの友達が交代で看て、更に今回カンシクが会いに来ることについては、もしジュンソクが生きていたらどうしただろうと言うことを友達同士で考え、本物のジュンソクが迎えるようにカンシクを迎えようと考えたということでした。

このどんでん返しが凄い!まさか!!?って感じです。多少無理はありますが^^;
そしてその後しばらくして、カンシクの元に面会者が訪れます。「カンシク。息子が面会に来てるぞ。」
再び再会を果たした二人。わだかまりも解け、まるで親子の絆が結ばれるように安心した笑顔がそこに広がります。


また、挿入されている音楽も雰囲気を盛り上げます。日本映画やアメリカ映画では絶対にないと思われるような雰囲気を演出しています。こちらも本編でお楽しみください。

細かく考えれば、そもそもどうしてそんなこと(上記反転させてる部分)をしなければならなかったのかとか、カンシクが手を握られただけで真実に気付く訳が無いとか言えちゃうんですけど、そういうことを考えながら映画観るのって楽しくないですよね^^;
私は、私の頭の中の消しゴム同様に、韓国映画の実力を見せつけられたような気が
しました
親子愛をテーマにした映画です(単純な親子愛だけでは有りませんが)。
是非ご家族でご覧下さい

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映画62本目『めぐりあう時間たち』

こんにちは^^世間はクリスマス・イブということですが、私は何事もなく
本日もブログをアップしているわけで・・・^^;

さっ、そんなことを考えていると悲しくなるので作品紹介に
本日は2002年公開のアメリカ映画『めぐりあう時間たち』です

めぐり合う時間たち

~ストーリー~
ストーリーは時代も場所も違う三人の女性が主人公となって展開します。

1923年のイギリス・リッチモンドでのヴァージニアの一日
2001年のニューヨーク・マンハッタンでのクラリッサの一日
1951年のロサンゼルスでのローラの一日

です。それぞれヴァージニア役をニコール・キッドマンクラリッサ役をメリル・ストリープ
ローラ役をジュリアン・ムーアが演じます。重厚なキャスティングがしっかりとしたストーリーを支えています。3人の女性が共有するのは、生の不安。自分が自分らしく生きることと、社会的役割とのギャップ。死の影。そして、レズビアニズム。

映画冒頭はヴァージニアの入水自殺シーンから始まります。彼女は作家として『ダロウェイ夫人』を執筆しているのですが当時の女性は社会進出が進んでおらず、女性は家で家事をするのが通常でした。そんな時代に家事もせず作家をしていることから、世間からは「気楽なもんだ」とみられ、夫からもなかなか本当の意味で理解してもらうことができません。そうしたもどかしさがついに彼女を自殺という最悪の形へと導いてしまいます。

またクラリッサは、友人でエイズ患者の作家リチャードが栄えある賞を受賞したことを祝うパーティの準備に取り掛かっています。しかしリチャードは「自分がエイズだったからこの賞はとれたんだ」と自虐的。最終的にリチャードは自らの存在に疑問を感じ自ら命を絶ちます。その後クラリッサは自らの心の中に秘められていたレズビアニズムな部分に気づき、それと折り合いをつけながら生きていくことを決意します。

ローラはロサンゼルスで家庭を持つ主婦。夫の期待に応えようと理想の妻を演じますが、自分の中にどこか違和感を感じています。そしてその原因が自らの中に潜むレズビアニズムだと気づき一人命を絶ちます。


~感想~
難しい・・・。原作を読んでいないとわからない?のかなぁと思います。
ただ、三人共に共通するのが自らの内面に潜むものと社会が求めるもの・当たり前とされているものとのギャップに苦しむということでしょうか。
個人的には島崎藤村の
『破戒』にも近いような感じがします。
打ち明けてしまいたいけれど打ち明けることによる大きなうねりを恐れるというか・・・
ともかくこの作品は難しいです。男性と女性という視点の違いによってもスポットを当てる場所が違うように思います。
また、私自身は音楽がいいなと思いました。緊張感を高めるのに十分な効果を発揮していたと思います。中にはうるさすぎるという方もいるようですが^^;

三人の物語が場面場面で織り込まれるように展開していくのですが、一回でその流れを全て理解することはなかなか難しいです。ご覧になる際は何回か見ることを覚悟しないといけないかなと思います。
全体的な評価としては、まだこの作品を評価するには私自身が未熟すぎるということでしょうか。
また、しばらく年月が経った後にこの映画を観て、自分自身の中でも再評価したい一作です。



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